まだ寝てていいよ

思いついたことをテキトーに

思いつきネーミングの伏線

自分が入っているLINEのグループに、
「◯◯(地元名)で全員集まろう」というような名前のグループがある。
何年か前からあるLINEグループだ。

メンバーは昔からの地元の同級生で構成されており、地元から離れた場所にそれぞれ住んでいる。
全員で地元に集まることは、年一度あればいいほうで、そのチャンスの時期にグループLINEは稼働してきた。
さほど深い考えもなくつけられた名前だった。
しかし今見ると、何か祈りのようだなと感じる。

地元に全員で集まろう。
叶えられるといいと本当に思う。
元々、社会人になったらたったそれだけのことが年に一度叶うかどうかになってしまった。
それがさらに輪をかけて叶いにくい世の中になるとは思いもしなかった。

地元は田舎で、夜8時になれば人通りもなくなる。
最後にそのメンバーで集まったとき、まだ深い時間じゃないのにすっかり人気がなくなった暗い大通りをバタバタと皆で走った。
なぜ走っていたかはよく思い出せない。
ほとんど店が閉まっている中、見つけた飲食店で軽食を食べながら、ポケモンだかゲーム機だかの話をした気がする。
もっと話すべきことはなかったのか?と思うけど、なかったんだと思う。

そういう話が皆でしたかった。
今もそんな話がしたい。