まだ寝てていいよ

思いついたことをテキトーに

脱皮を繰り返す

 

仕事が決まって働き始めた。

前回の無職時もなんだかんだで2ヶ月くらいで就職してるので、案外どうにかなるもんだなというところだ。

なのに、毎回その時は結構真剣に追い詰められてきつい。

今回も、危機感を覚え本腰を入れて活動した二週間は気が狂っていた。

 

仕事が決まったという報告を周囲の人間にしたら、わりと早かったね!と口々に言われ、まあ確かに暦を見ればそうなのだが、体感では永遠に終わらない苦しみのように感じていたので、不思議な気分だった。

 

この苦しみにそのまま溺れ、取り返しのつかない場所に流れ着く場合もあるんじゃないかと思う。

そう思うとこれから先、老いて体も今ほど元気じゃなくなった頃に、同様の心理状態になったら大丈夫なのだろうかと不安だ。

今まではたまたま運良く取り返しのつかないことにはならなかっただけだろう。

 

まあそれはその時考えよう。

今考えても仕方ないことだ。

 

仕事を変えると、毎度最初の半年くらいは本当に仕事ができない。

自分は一体今までどうやって働いてきたのだろうと不思議に思うほど、どうしようもない。

なので、しばらくは辛抱するしかなさそうだ。

周りにも耐えてもらうしかない。

いつかはどうにかなるので…と心のなかで言い訳しながら、椅子に座り続ける。

 

1~2年働くと、私は仕事や会社に飽きる。

飽きて、もういいや!と辞めてしまう。

(それ以外にも理由はあるけれど)

 

どこか調子にのっていた自分に、再就職すると気付かされる。打ちのめされる。

何を知った気になっていたんだろうと思う。

世の中の0.00数パーセントすら、私は知らなかったのだ。

 

打ちのめされたい。

そして脱皮を繰り返したい。

 

渦中はもがくばかりだが、新しい私に早くなりたいと思う。