布団を床に敷いて寝てはならない
大晦日、自宅に友人が来て鍋を食べて1泊していった。
その際布団を床に敷いた。
普段私はパイプベッドにマットレス+布団で寝ている。
床に直接布団だけ敷いた。
友人たちと川の字で寝転びながら、マットレスを敷いたらベッドより気持ち良いのではないかとふと思った。
友人たちが帰っていき、客用の布団を片付けた。
ベッドからマットレスを下ろす。
マットレスの上に布団を敷く。
寝る。
天国!!!!
床+マットレス+布団=最高の寝心地
こんな簡単なことにどうして今まで気付かなかったんだ!
それから数日、気持ち良い安眠ライフが続いた。
が、気付けば家事が滞った。
普段から私はズボラな方で、家事はサボりがちだ。
輪をかけて、だらしなくなった。
布団を上げないからだ。
常に、ワンルームのど真ん中に布団がある。
ご飯も無理やり出したテーブルで、簡単なものを食べるだけ。
食事と睡眠以外の活動が、スペース的にまともにできない。
冬の寒さも手伝って、
仕事から帰宅→ご飯(インスタントや弁当など簡単なもの)を食べる→即、布団へgo
というサイクルになってしまった。
布団が気持ちよすぎて、休日は布団から出られない。
出たとしても、布団が部屋を占拠して、まともな活動ができない。
これは、まずい。
散らかり淀み始めた部屋の空気。
寝過ぎと栄養不足でだるい体。
ただ、布団を床に敷いただけなのに。
気持ち良い眠りを手放すのは、惜しい。
それでも、これを手放さないかぎり、生活に支障をきたす。
いずれ健康にも影響が出る。
ベッドに戻す。
生活がまた戻り始めた。
たったこれだけのことで、自分は暮らしを簡単に乱してしまうというのは、発見だった。
パイプベッドは他のベッドにくらべて寿命が短い。
数年内に使えなくなるだろう。
その時自分の傾向からして、出費をケチって「床に布団敷けばいいかー」という発想に走りそうだ。
それはダメだ。
絶対にベッドを買う。
肝に銘じる。