4月27日(月)あめくもり
自宅には腰の高さくらいの折り畳みの机と、ちゃぶ台的な折り畳みのテーブルが2つある。
狭い部屋なので、ちゃぶ台はいつもは畳んで使っていない。
この状況がずっと嫌だった。
食卓とパソコンなどの作業用の机が同じだと、私は作業を全くできなくなる。
机とテーブル、本当は2つ並べたい。
この部屋に越してきてそろそろ一年だ。
時間の経過とともに諦めがつくかと思ったが、全然諦められない。
毎日新鮮に嫌だ。
部屋を整理し、狭いなりにどうにかテーブルと机を並べてみた。
思いの外、どうにかきれいに並んだ。
なんだ、こんなことだったのか。
一年のモヤモヤはなんだったんだ。
拍子抜けするほど簡単なことだった。
知らぬ番号から電話がかかってきた。
保険会社から事務手続きの電話がくる予定だったので、それかと思って出たら、数年前に住んでいた賃貸の不動産会社からだった。
今頃なんだ?今さら何か不備があって清掃代を請求されたりするのか?そんなのありか?と一瞬で不安が頭を駆け巡った。
が、なんのことはなく営業の電話だった。
電話口の不動産会社の人は、ハキハキと感じが良かったが、明らかにすごく若い声だった。
新卒の電話研修期間か!
いやそんなものあるのか門外漢には正直わからないが、そうじゃないかと思った。
それなりに柔らかく対応して、電話を切った。
がんばれ!営業にはのれないけど!!もうその街住んでないし!!
と勝手にエール(?)を送る。
年下の人間には無条件で優しくしてしまう。というか、あまり怒る気にならない。
指導する立場に立った場合、自分のこの性質は逆に良くないだろうなと思う。
際限なく甘やかすだろう。
大学新卒なんてほぼ高校生みたいなものなので、子どもにカウントしてしまう。
子どもなのに働いて大変だよなあ…と新卒の子を見ると思う。