流れていくだけの町
今日は実家から今の居住地へ移動した。
電車で、田舎から比較的都会への移動。
乗り物酔いをするので、電車が走る間は、眠るか、窓の外を見つめるしかない。
田んぼが地平線まで続く景色。
人間が立ち入ることを想定していない森。
見渡すかぎり人のいない道で一人大荷物を運ぶ若者。
電車の窓から眺めるのみで、今後きっと降り立つことはない風景がひたすら流れていく。
私のことを知らず、私もその町のことを知らない。
そんな場所に家が立ち並んでいるのを見ると心が穏やかになる。
私の行動や存在の一切影響しないところで、人々がきちんと生活している。
当たり前のことを、日々暮らしていると忘れる。
特に仕事をしていると、自分ほど人に迷惑をかけて生きている存在はないのではないかとかそんな狭い了見に囚われてしまうことが時折ある。
みんな私のことを疎ましく思っているのではないか、以前やらかしたあの間違いを恨まれているのではないか。
ダラダラと考えてしまう時がある。
大丈夫、私一人いなくても、世界は正常に動く。
大袈裟で、自意識過剰だとは思うが、狭い世界でじっと動けなくなったら、電車に乗ろうと思う。
私に関係のない町が私を生かすことを、覚えていたい。
思いついた瞬間に
元来の性格で、何かやってる最中に他のことが気になり、途中で切り上げてそれをやりだしてしまうことが多い。
そのため全体的に散漫なことが多い。
そして始動がとにかく遅い。
あれこれ考えてやる前のシミュレーションの時間が長い。
大体の場合、時間をさくわりにシミュレーションの精度が甘すぎるためその時間にはあまり意味がない。
もう、思いついた瞬間にやる。
それが良いのかもしれないと思った。
新年だから、何かを始めるには丁度いい。
思いついたのでブログを始める。