私だけまだ
土曜日にきめつの刃の映画をテレビで見て、
夢中になってしまった。
日曜日は天気が悪かったため、今日コミックを買いに出た。
外に出て驚いた。寒い。
私はまだ自宅だと半袖短パンで過ごしている。
部屋のつくりなのか、通気性が悪く、まだ暑い日が多いからだ。
そのノリで、ほぼ夏物で外に出たらもう外は完全に秋だった。冬の気配すらあった。
そういえば10分以上歩く場所へ行くのは数日ぶりだった。
秋のギアが上がっていることに全然気づいていなかった。
道行く人たちは、ほぼちゃんと秋物らしき服装だった。
自分だけがまだ夏だった。
コミックは無事入手した。
とりあえず映画になっていた話までの巻を買った。
面白い。こんな面白いものを自分は知らずにいたのか。
あんなに沢山売られているところを目にし、アニメもガンガン流れ、近所の小学生たちが大声でジャンプの話をしていたのに。
私だけが知らないわけないはずだが、私だけがこの面白さを知らないまま随分と盛り上がりを見送ってしまったような気分になった。
でも、漫画はタイミングが大事だったりする。
その時機にはまらなければ、面白いものも響かないことがある。
だから、きっと今で良かったんだろう。
キャラたちが本当に頑張る。
頑張るが、絶対に急に強くはならない。
時間がかかる。
そして傷ついた体は回復しないと動けるようにならない。
時間と休養の必要性をきちんと描いているのが少年漫画としては珍しい気がした。
(バトルものをそこまで通ってないので何とも言えない)
もう少し色々言いたいが、夜中なので寝ることにする。