まだ寝てていいよ

思いついたことをテキトーに

長期的な特効薬はないが

 

薬の話ではないです。

 

相変わらず定職には就けていない。

短期バイトには就業しているので、無職とも自称できないが、限りなく無職に近いフリーターだろう。

 

バイト先で、普段何をしてるの?(学生・主婦など)と聞かれたが、何もしていないので困った。

無所属って感じだ。

社会的な属性がない。

それも気楽だと感じるが、この状態が続いていくことを私は背負えないとも思った。

 

そして何よりお金だ。

本当にまずい。

 

苦し紛れに宝くじに手を出したが、一瞬で千円位無駄にしただけだった。

 

ダメージがでかい。

元手0円で何かないか…

 

そこで、風水を調べた。

部屋を模様替えする。

平素、こういった占い関連の類いのものはあまり信じない。

だが、もうそんなこと言ってる場合でもない。

 

宗教や占いにはまってしまう人の心理を身をもって知った。

理論にかなう手段がもうとれないとき、説明できない、でかいパワーが人生の特効薬になってくれないだろうか。

藁にもすがる思いなんだ。

そう思う。

 

でも、わかっている。そんなものはない。

 

人生に特効薬はない。

地道にやってきたことや、たまたま重ねていた行為が思いがけない成果になることは確かにある。

それでも、突然訳もわからない力で全部上手くいくなんてことはない。

 

その逆で、突然訳もわからない力が全部台無しにしていくことは、残念ながら起きる。

それでも、やっていくしかない。

 

辛いなあ大変だなあ、と今まで何回も思ってきた。

今回の辛さは今まで経験しなかった種類の本格的な貧窮なので、対処がなかなかできずにいる。

まあ働くしかない。

 

人生に長期的な特効薬はない。

 

でも、そうやって辛さを感じても、好きなアイドルのライブ映像を再生したら、急に負の感情が全部どこかへ飛んでいった。

 

人生に単発の特効薬はある。

 

気休めなのかもしれない。

それでもいい。

というか、単発の特効薬が効いている瞬間のために私は生きているんじゃないかと思える。

日々の辛さも不安も、全てどこかへぶっ飛ばし、きらめきでいっぱいになる。

そんな瞬間を獲得できていれば、きっと大丈夫。

 

明日からも、どうにか生きていく。