がんばれと言い続けたキティちゃん
もう駄目だという局面は日常的に度々ある。本当に元気がないときはただ寝込むだけだが、余力のあるときは声に出して「がんばれ!」と独り言で気合いをいれる(主に自宅にて)
無意識的に言うと「がんばれがんばれ!チャッチャララ~チャッチャララ~」と言ってることが多い。今日は言いながら我にかえり、チャッチャララ~ってなんだ?と改めて思い出そうとした。
小二のときクリスマスプレゼントでキティちゃんの目覚まし時計をもらった。
キティちゃんは毎日休まずに私を起こした。
「ハロー!私キティ。早くお目めをあけて、一緒に遊びましょ!」
これをまず第一声として二回繰り返す。
その後大きなラッパの音とともに「がんばれがんばれ!」と繰り返す。がんばれの後に鳴っていたのがチャッチャララ~というラッパ音だった。
これは目覚まし時計を止めるまで鳴り続ける。
自己紹介の第一声では起きれないことがほとんどだった。何千回と聴いた「がんばれがんばれ!チャッチャララ~」が刷り込みのように残っているのだ。
私を励ました回数だけで言えばぶっちぎりの第一位がキティちゃんで、恐らくそれは破られることがない。
私は死ぬまで、がんばれがんばれ !チャッチャララ~チャッチャラ~と自分に言い続けるだろう。
サンリオ総選挙で毎年キティちゃんを応援せざるえないのは、頂いた励ましによる不可抗力だ。